初詣の前に。子供へ教えたい「神様」の意味とお参りの仕方

hatsumoude

もうすぐお正月です。

子供と一緒に初詣へ行かれる方も多いと思いますが、神様へどのようにお参りされますか。

ここでは、幸せになるための神様の存在の捉え方と、それを子供へどう伝えるか、それに従った初詣でのお参りの仕方をお伝えします。

神様は決して人に罰を与えない存在

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皆さんも「こんなことすると神様の罰があたるよ」と言って親からしつけられたことと思います。

子供が危険なことや他人に迷惑のかかることをしたときに、もう二度としないように親がよく使うセリフです。

子供を良い子に育てるためのしつけには欠かすことの出来ないセリフだと思われていますが、この言葉を使うのには実は注意が必要です。

それは、この言葉を多用すると、子供は神様を「悪さをしたときに痛い目に合わせる、怖い存在」だと感じるようになってしまうからです。

神様を怖がると、神様がくれるチャンスを信頼できなくなる

神様は本来、我々を見守り幸せになれるようにチャンスをくださる存在です。

それなのに、神様を怖がって生活していると、本来は優しい存在であるはずの神様を信じることが出来なくなります。

そして、神様がくださるチャンスを上手くつかめないようになってしまうのです。

「上司は私の事を嫌っている」と思うと、上司があなたへチャンスをあげようと思って与えた仕事でも、「私を陥れるためかもしれない」と思ってしまいます。それと同じです。

相手のことを恐れていると、物事に込められたプラスの意味を見落としてしまうのです。

神様を信頼できる、しつけの仕方

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子供が神様を怖がるのではなく、信頼できるようになるために、子供をしつけるときは「神様が見ているよ」と言うようにしましょう。

このセリフは、子供が悪いことをしたときだけでなく、不安なとき、良いことがあったときにも使えます。

「神様がみていると」と言うだけで子供は自分の行いを振り返ります。

また、「神様がみてくれているから、大丈夫だよ。」と言うと、不安なときは安心感をもたらします。

そして、良いことがあったとき「神様が見てくれているからだよ」と言うと、神様への信頼感を増すことが出来ます。

この言葉を使うことで、神様への「恐れ」ではなく「畏れ(うやまう気持ち)」を育てることが出来ます。

初詣の時に祈ること

神様へお参りするとき、「〇〇になりますように」というように、希望を言ってはいけないというのは「引き寄せ」の本などで解説されています。

「なりますように」と祈ると、「まだ実現していない」ということを強く意識してしまうので「実現しない」方向へ力が働くのだとか。

本当かどうか分かりませんが、確かに「言葉の力」は物事を実現する上で影響が大きいので一理あるかもしれません。

ただ、神様は普段から私たちを見守りチャンスをくださっているのだから、お願い事が無い時にもしたいものです。

初詣は「いつも見守ってくださってありがとうございます。」と、日ごろ守っていただいていることへの感謝を神様へ伝える機会にしましょう。

神社のお参りの作法は

神社に参拝に行かれる時、鳥居のくぐり方や手水舎(てみずや)での身の清め方、「二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)」など、守りたい様々な作法があります。

これを一つ一つ必ず実施しないと、神様が守ってくれないということは絶対にありません。

神様はそんなに心の狭い存在では無いでしょう。

しかし、家に遊びに来た方がマナー良くしてくれると嬉しいように、神社のマナーに従ってお参りしてくれると嬉しいはずです。

せっかくですから、神様に対して礼節をもってお参りするために、参拝の作法を子供と一緒に学んでから行かれることをおすすめします。

また神社には鳥居や手水舎など、普段の生活では目に出来ないものがたくさんあります。

「何のためにあるのか」あらかじめ調べておくと、神社へ行くことが子供にとって大変良い体験になります。

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神様の存在を信じることで、勇気を持って挑戦し、困難を乗り越える強さを得ることが出来ます。

初詣に行かれる前に、神様の存在の捉え方についてお子さんに教えてみてはいかがでしょうか。

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