「負の感情ウ○コ論」が感情コントロールできない悩みを解決する
「ネガティブな感情は良くない」と自己啓発本には書かれているので、何でもポジティブに考えなければいけないような気がしてしまいます。
だけどどんなに努力しても、なかなか上手に感情をコントロールすることはできないのではないでしょうか。
それはきっと、あなたが感情をコントロールすることを「負の感情を消す」ことだと理解しているから。
上手な感情のコントロールの仕方は、負の感情を「ウ○コ」に例えると見えてきます。
「負の感情を消すこと」は感情をコントロールすることではない
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「感情をコントロールする」というと、「ネガティブな事を考えないようにし常にポジティブでいること」と考えがちです。
でもネガティブな感情を押さえつけよう・感じないようにしようとしたあまりに、逆に負の感情を爆発させてしまったり心を病んでしまったという経験はないでしょうか。
それもそのはず、負の感情はあなたの心の排泄物だからです。
体の中の要らないものや余分なものも、排泄物として出さないと病気になってしまいます。
それにあなたが生命活動をとっている限り、排泄物は出てくるものです。
心も一緒で、ネガティブな感情は生きている限り必ず感じるもの。
あなたの心が抱えきれない気持ちを外へ排出するために、必要なものなのです。
だから「ネガティブな感情を感じないようにしよう」とすることは無意味。
「ウ○コをしたくなるのは良くないから、ウ○コが作られないようにしよう」
上記の努力がいかにバカげていて体に悪いかは、誰の考えにも明らかです。
負の感情が生まれないように努力することは、これと同様のことなのです。
感情コントロールの目指す姿は赤ちゃんにトイレトレーニングする時と同じ
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負の感情が生まれてしまうのは人間として当然のこと。
上記のように、決して消そうとしてはいけないのです。
でもだからといって感じるままに外へ出すのは、場所を構わずどこにでも排泄する赤ちゃんと一緒。
赤ちゃんにトイレトレーニングをするように、適切な感情の出し方を身に付けることが感情コントロールと言えます。
感情の出し方は赤ちゃんのトイレトレーニングを参考に
生まれて数か月の赤ちゃんは、「出したい」と思った時にその場ですぐに出してしまいます。
それを、「したいと思う気持ちを理解できるようになり、トイレに行くまで我慢し、トイレではみださないようにする」ことを教えるのがトイレトレーニングです。
負の感情も、「感じてすぐに外へ出す」のではなく、客観的に感情を認識し出すべきタイミングで他人に迷惑をかけないように出せるようになりましょう。
例えば自分の子供に対してイライラしたときに、そのイライラをそのまま子供にぶつけてしまうのは感情のコントロールが出来ていないと言えます。
でもそのイライラをいったん受け止めて、日記に書いたりママ友に面白おかしく話して発散するのは、上手に感情がコントロール出来ているということです。
心の体質改善をすることで負の感情が良質になる
体の排泄は、食事が良くないと便秘になったり下痢になったりします。
心も、ためこみがちだと便秘の様に感情が詰まり、心が苦しくなったり病気になったりします。
心が便秘にならないようにするためには、上記のような正しい出し方を身に付け、きちんと出すことを心がけましょう。
また下痢の様に「負の感情を感じすぎる」ことは、ネガティブな物や人物と多く関わることによって生じます。
これは心が常にネガティブにさらされることによって、どんな出来事もネガティブに捉えやすくなってしまうから。
このようなことが無いように、自分の意思で「ムダなネガティブ」を遠ざけるようにしましょう。
自分が怒りを誰かにぶつけたくなったら、「人前で排泄しようとしているのだ」と思ってみて。
とてもそんなこと出来ません!
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