そのポジティブ間違ってません?「前向きに生きる」の本当の意味
「どんな時でも前向きでいないと!」
と、ひたすら状況を楽観視したり、「なんとかなる!」だけで生きていませんか?
これは実は間違ったポジティブ。
「ポジティブ思考」というより「無謀」または「能天気」というのです。
このようにポジティブ思考の意味を勘違いすると、ある日突然とてつもないピンチに陥ることになってしまいます。
そうではなく人生を良くする「本当のポジティブ思考」とは、こういうことです!
間違ったポジティブがもたらす落とし穴
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「ポジティブ」というと「とにかく状況の良い点だけをみること」と勘違いしてしまいがち。
でもあなたがもしこのような考え方を持っているなら、「ポリアンナ症候群」かもしれません。
「ポリアンナ」とは、幼い頃に両親を亡くした少女が主人公の物語です。
日本では30年ほど前に、ハウス食品名作アニメ劇場で放送されていました。
「どんな辛い状況にも良い点はあり、どんなに困難なことに見えても活路はある。」
本当のポリアンナはそれを教えてくれる物語なのですが、これが曲解されると「良いところだけ見続けていれば何とかなる」という思い込みを持ってしまうことがあります。
その思い込みを持っていることを「ポリアンナ症候群」といいます。
そしてこんな間違った「ポジティブ」で生きていると、冷静に考えていれば回避出来たはずの失敗や不幸に気付けないことがあります。
例えばポリアンナ症候群の人が男性と付き合うと、その男性の良い点だけを盲信しすぎてあっさり騙されるということが起きやすいのです。
「優しい人だから」付き合っていたけど、ある日突然連絡が取れなくなって初めて、自分が彼の勤務先も住所も知らなかったことに気付くとか。
客観的に聞くと「私はそんなに間抜けでは無い!」と思うけど、間違ったポジティブを信じている人は簡単にこの落とし穴に落ちてしまうのです。
本当にポジティブに生きている人の心にある2つのこと
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「良い点だけを見ていても人生は上手くいかない。」
上記の例を見ると、そんな風に納得いただけるのではないでしょうか。
反対に「本当にポジティブに生きていて幸せを掴める人」は、次の2点が心の中にある人のことを指すのです。
1.本当にポジティブな人の心には「起こり得るあらゆるリスク」が見えている
「失敗するかもしれない」「幸せになれないかもしれない」と、漠然とした不安を持つことには意味がありません。
だけど、冷静に状況を判断して「今どんなリスクを抱えているか」を認識することは、挑戦を成功に導いたり現状を改善するために不可欠です。
2.本当にポジティブな人は「リスクを打開する覚悟」が決まっている
そして「リスク」があるからといって決してあきらめたりせず、「なんとかこのリスクを打開する」と心に決めています。
この2つが出来ていればこそ、どんなことがあっても悲観的になって心が折れることなくやり抜くことが出来るのです。
確かにマイナス面ばかり見ていては意味がありません。
だけど現実がきちんと見えていなければ、「こんなはずじゃなかった」と、少しの困難だけですぐに心は折れてしまいます。
「良い面だけ」を見て作った覚悟なんて、しょせんは張りぼてということです!
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