私にとって「アダルトチルドレンの克服」とは自立の決意を貫くこと
アダルトチルドレンは、過去のトラウマや間違った思い込みのせいで、人間関係が上手くいきにくい傾向があります。
でもその生きづらさから解放されたら、どんなに心が楽でしょうか。
私はいま、昔からの生きづらさから解放されて、とても気楽な気持ちで生きています。
ある決意を貫くことで、アダルトチルドレンを克服することができたのです。
アダルトチルドレンの克服に最も大切な「決意」
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私は長い間、両親との関係で持った偏った思い込みや価値観に縛られたアダルトチルドレンでした。
そのせいで、人間関係では様々な衝突がありましたが、離婚もまたその一つです。
人と上手く関係を築けず、トラブルが多いのは辛いことですよね。
「アダルトチルドレンを克服出来たらどんなに幸せか」
そう思いました。
でもそもそも、「アダルトチルドレンの克服」とはどんな状態を指すのでしょうか?
「生きづらさから解放される」
それだけで良いのでしょうか?
おそらくそうではなく、
「すべての出来事を親のせいにしなくなること」
これがとても重要なのです。
「アダルトチルドレン」は「親に縛られた自分である」ということを認めた言葉です。
だからどんなに生きづらさから解放されたとしても、「親に依存している」うちは、アダルトチルドレンのままなのです。
「アダルトチルドレンの克服」=「親への依存からの脱却」
そう考えれば、
「親に謝ってもらわなければ、前に進めないというこだわり」
「親が変わらなければ、私は幸せになれないという思い込み」
これらから解放されることが、アダルトチルドレンの克服には必要なのです。
だから、アダルトチルドレンを克服したいあなたに必要なのは、「自立する」という決意です。
親のせいにせず、過去や現在の自分を受け入れ、状況を受け入れる。
それは苦しい道のりかもしれないけれど、貫かなければいけないのです。
どうしても「親のせい」にしたい時。自分で克服することが納得出来ない時
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それでも「どうしても親に謝ってもらいたい」という気持ちがぬぐえないことがあります。
そんな時、私が「親のせいにしない」という決意を思い出すために、考えるようにしていたことがあります。
それは、「自分の子供のこと」です。
子育てをしていると、子供の不得意な点やダメなところ、他の子供と比べて劣っている点が目についてしまいますよね。
そしてそのことで、親である私が悩んだりしてしまいます。
でもそんな時、子供に「私がこんな風なのは、お母さんのせいだ」と言われたら、あなたはどう感じるでしょうか。
私なら、「私も私なりに頑張ってやってきたのに」と、ショックを感じると思います。
それに「自分のことなのに、人のせいにしてはいけない」とも感じると思います。
でも私が今の自分であることを「親のせい」だと言ってよいのなら、私の子供も欠点や苦しみを全て「お母さんのせい」にして良いのです。
あなたが今この瞬間を「親のせいにするか、それとも自分の責任で生きるか」。
子供に選んでもらいたい道を、あなたも選べばよいのです。
自立は孤独に耐えることではない。自分を励ましながら生きること
人間関係の問題から、「自分はダメだ」「私には出来ない」と思い込むことが多いアダルトチルドレン。
「自立しよう」「自分の責任で生きよう」
と思っても、不安になったり、孤独感で心がつぶれそうになることもあります。
「誰にも頼ってはいけないんだ。」
と、心を閉ざしてしまうこともあります。
でも「自立」って、本来苦しむためにすることではないのです。
私は「自立」とは、「自分で自分を励ましながら、自分の望むように生きること」だと考えています。
だから「苦しい」「助けて」と思ったら、誰に救いを求めるより先に、まずあなたが自分自身の気持ちを認めてあげてください。
そして「大丈夫」と励ましてあげてください。
今まで「私はダメだ」と言った回数を超えるほどに、何千回でも「あなたは大丈夫」と自分に言い聞かせてあげる。
これを続けるだけでも、あなたは自分で生きられるようになるのです。
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タグ:両親との関係