シングルマザー、みじめな自分。そこから抜け出すには抗うより受け入れること

mijimenasinngurumaza

離婚しただけでも辛いのに、シングルマザーになってからの生活はもっと辛い。

周囲の人と比べて、自分を「みじめだ」と感じることもあります。

出来ることなら、この状態から早く抜け出したい。

でもそのためには、抗うよりも「受け入れる」ことが大事です。

脱・みじめなシングルマザー!と思えば思うほど、深みにはまってゆく

Sponsored Link

友達や兄弟の人生が順調だと、焦りを感じるだけでなく自分をみじめに思っていた時期がありました。

友達は3人目の子供も産んで、正社員としてもバリバリ仕事をしている。

兄弟は昇進して、家も買った。

では私は?

離婚してシングルマザーとなり、子供が不登園になり、失業までした・・

「何で私だけがこうなんだろう?」と思ってしまうほど、どん底の気分でした。

そして自分と周囲のギャップが大きくなればなるほど、「大逆転」を夢見る気持ちが強くなり、

大手会社員との結婚を夢見て外見を磨いてみたり

株でもやってみようかと考えたり。

でも「大逆転」を願えば願うほど、大逆転が起こらない自分の人生にもっと嫌気がさします

「大逆転」にこだわればこだわるほど、自分の今がますますみじめになっていきました。

「今の私でもいいや」と思えたら、みじめさが消えていく!

Sponsored Link

今だから判るのですが、当時の私が「自分をみじめだ」と思うのは、自分の中に「基準」が無かったからなのです。

私は何を良いと思うのか?

どんなことを幸せだと感じるのか?

どんな私でありたいのか?

これらを自分では判断できないので、他人の持っているものと比較するしかない。

でも比較すると、当然のことながらシングルマザーの私には「持っていないもの」ばかり。

だから「大逆転」で、「他人よりも持っている」状態になろうとする。

このスタイルで生きていたら、「何も持っていないシングルマザー」の私が、みじめになるのは当たり前なのです。

私たちはどん底にある時ほど、自分自身の基準を持たなければいけません。

基準というと難しいけど、例えば単純に「何にも持っていなくても、今の自分でいい」と受け入れてしまうこと。

こうして今の状態を受け入れると、何も焦ることは無いし不安になることも無いと気付けます。

すると、自分には「何も無い」と思っていたのに、実は手の内にいろいろなものがあったのだと気付くようなパラドックスが起こるのです。

Sponsored Link

このページの先頭へ