離婚・・大切な人を傷つけた過去が、自分を責めるとき
自分が過去にしたことを思い出して、苦しくなる時があります。
特に大切な人を傷つけたりしたこと。
言い訳は出来ても、心の中はだませないものです。
離婚・・大切な人を傷つけた過去を、なかったことには出来ない。
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普段は心の奥底にしまいこんでいる、自分の中にある罪悪感。
罪悪感は、ふとしたことがきっかけで蘇ってきます。
特に自分が辛い時。
現実の生活だけでも辛いのに、過去にした自分の過ちを思い出して、その罪悪感にも苛まれます。
私は前の結婚生活で、別居から離婚に至るまで、全て被害者として通してきました。
「元夫が全部悪い。」
「私に落ち度はなかった。」
「離婚」という勝負で負けたくなかったから、自分の非は絶対に認めたくなかったのです。
色んな事を言い訳して、元夫のせいにしました。
でも勝負に勝って、「私が正しかった」ということを公に証明できても、みんなが私を支持してくれても、それで気分が晴れたわけではありませんでした。
本当は、私の至らなさや未熟さもあったことも、当時から気付いていたから。
そしてその未熟さのせいで、大切な子供も犠牲にしてしまった。
自分は「いいもの」になって、相手に責任を全部押し付けたという罪悪感が、私を責め続けることになったのです。
罪悪感を消し去ることは出来ないから・・罪悪感を感じ続けることを受け入れる
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大切な誰かを傷つけたり、大切な場面から逃げたりした時。
「私は悪くない。」
「しょうがなかったんだ。」
というように、自分が罪悪感を減らすために、自分がしたことを正当化してしまいがちです。
でもそうすることが、私にとってはかえって苦しみを長引かせている原因の様に感じました。
むしろ、「自分は最低なことをした」と認めた時、苦しみの度合いは薄れます。
でもそれでも、「罪悪感をまったく感じなくなる」ということはないと思っています。
自分がしてしまったことを、無かったことには出来ないからです。
それは例え、相手が許してくれていても、です。
だから、非を認めて、苦しみを抱えながら生きる覚悟をする。
それが一番、苦しみを和らげる選択かもしれません。
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