養育費が少ない?元夫に感謝したことありますか。
さて、あなたは元夫から、きちんと養育費をもらっているでしょうか。
養育費はあなたの離婚の理由に関わらず、子供を監護、教育するために必要な費用です。
例え元夫が自己破産していたとしても、支払い義務が消滅しないほどに強い義務となっています。
でも、このように「もらって当然」の養育費ですが、元夫に養育費をくれたことを感謝したことはありますか?
「少ない」って、不満ばかり感じてはいませんか。
「当然だから感謝しない」姿勢が、不幸を呼ぶ
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いまの生活に「あたりまえ」って、たくさんあります。
水道から水が出て当たり前。
子供は学校に行けて当たり前。
会社は給料くれて当たり前。
当たり前があまりに多すぎて、私たちの生活がいかに恵まれているかなんて、実感することが出来ません。
でも、もしあなたの子供がこんな風に言っていたら、あなたはどう感じますか?
「お母さんだもん、ご飯作って当たり前。洗濯して当たり前。僕がワガママ言っても許してくれて当たり前。」
ものすごく腹が立ちますよね。
だって、子供にとっては当たり前のことでも、あなたは苦労しながらなんとか全てをこなしているのですから。
このように、全ての「当たり前」だと思われることは、「誰かのとてつもない苦労のおかげ」で成り立っています。
それを忘れてしまったときに、「当たり前ってかけがえのないことだったんだ」と思い知らされるような大変なことが起こるのだと思います。
感謝することが一番難しい相手に、感謝する
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元夫は、あなたが素直な感謝の気持ちを表すことが、最も難しい相手ですよね。
離婚の時、あなたは死ぬほど辛い目にあわされたかもしれません。
でも今日はそれを乗り越えて考えてみてください。
- 元夫がくれる養育費の金額を稼ぐのに、あなたは何時間働かなければならないでしょうか。
- 元夫がくれる養育費のおかげで、子供に何を買ってあげることが出来ますか。
- 元夫は、あなたにあげる養育費を稼ぐために何時間働かなければいけませんか。
- 元夫は、あなたにあげる養育費のために、何を買うことを我慢しなければいけませんか。
金額が幾らであっても、元夫のおかげで私たちの暮らしが支えられてるのは事実です。
「辛い目にあわされたから」「義務だから」でその事実から目をそらすのではなく、いただけることに感謝したとき、あなたは本当に離婚を乗り越えたと言えるかもしれません。
養育費の受け取りを拒否してしまった方へ
「元夫の世話になんかなりたくない」と、養育費を拒否してしまう方もいます。
または、早く離婚に応じてもらうために、養育費について話し合うことから逃げてしまった方もいるでしょう。
しかし、養育費を支払うことが元夫の義務なら、もらうことは子供のためのあなたの義務と言えます。
養育費をもらえば、子供にしてあげられることや子供との時間を増やすことが出来るのです。
それは子供の利益です。
あなたの都合で子供の利益を損なってはいけません。
養育費は、離婚時に取り決めていなくても後から請求することは可能です。
まずは元夫に相談することをおすすめします。
元夫が養育費を支払ってくれないという方へ
「約束したのに支払ってくれなくなった」、「離婚の時に断られた」など、様々な理由で元夫が養育費の請求に応じてくれない場合もあります。
冒頭にも書いたように、養育費の支払い義務は自己破産したとしても無くならないほど強いものです。
今からでも請求できますので、「養育費の受け取りは子供の権利」ということを肝に命じて行動を起こしてください。
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養育費についてこだわることを、潔く思わない方もいるかもしれません。
しかし、先ほども述べたように養育費は「子供の権利」であり、母親であるあなたには受け取る義務があります。
感情にこだわり子供の利益を損なうことが無いようにしましょう。
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タグ:元夫との関係