いじめ、不登校。シングルマザーだからこその悩み
子供がいじめを苦に命をたってしまう事件が、後をたちません。
シングルマザーの私たちは、一人で仕事と家事、育児をこなしているため、ただでさえ細かいことに気を配る余裕がありませんが、そんなとき子供のシグナルに気付くことが出来るのでしょうか。
この記事では、子供がいじめを受けたり不登校になった時に、シングルマザーだからこそ起こり得る問題について考えたいと思います。
1.子供が問題を抱えていることに気付けない
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朝早くから仕事に出て、夜は遅く帰ってくるというシングルマザーも多いと思います。一つの仕事では生活が成り立たないからと、複数仕事をかかえて家にいる時間が確保できない方もいるでしょう。
そんな時に懸念されるのが、「子供がストレスを抱えていても気付いてあげられない。相談に乗ってあげられない。」ことです。
こういった場合の最も良い対処法は、ご両親と同居をすることです。
あなたが信頼出来て、あなたの次に子供の将来を案じているのはおじいちゃん、おばあちゃんです。いつでも子供の様子を見守れる場所にいてもらうと良いでしょう。
ただ、いろいろな事情でご両親と同居出来ない場合もあります。そういった場合は、元夫、学校の先生、同級生のお母さんや近所のご家庭など、子供が信頼出来る大人を増やすように努力しましょう。
もしも他に誰も頼ることが出来ないなら、「お母さんがいつも見守っている」ことを子供に特に強く意識させることが必要です。
その為に出来ることは、例えば細かいことですが「子供がかけてくる電話に必ず出るようにする」こと。電話をかけてもいつも出てくれないと、「いざと言うときにお母さんは頼りにならない」という印象を与えてしまいます。
大切な用事でなくてもいつでも自由に電話をかけさせ、「お母さんはいつでも応えられる」ということを伝えましょう。
2.子供が学校から逃げたくても、一緒にいてあげられない
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「もう学校にいきたくない」と言って、不登校になることもあります。ストレスを抱え込んで命をたってしまうより、学校に行かないことを選択する方が親にとってはマシです。
でも、シングルマザーの辛いところは、学校を休んでいる子供についていてあげられないことです。
これについても、ご両親と同居している場合は良いですが、そうでない場合は死活問題です。子供から目を離しているうちに、どんな間違いが起こらないとも限りません。
最悪の事態を想定して、あなたの働き方を見直しておくのも良いでしょう。
3.子供が心を閉ざしてしまう
いじめや不登校を子供が自分で乗り越えたとしても、1と2で書いたようにあなたや周りの大人が全く助けてくれなければ、子供は他人を信じられなくなるかもしれません。
いじめで受けた心の傷の上に、誰も信じられないという傷を重ねて、その後普通の人間関係を持つことが出来なくなるかもしれません。
こういったことが無いように、あなたは全力で子供に起こった問題について向き合う必要があります。
なにが起こっても子供を守ることが出来るのは、あなただけなのです。
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子供の問題を一緒に解決していく心構えが無ければ、不安は解消されません。あなたは子供のいじめ、不登校という問題に直面したとき、何が出来るでしょうか。
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