離婚の罪悪感。子供に罪の意識を感じるあなたへ

zaiakukan

お父さんがいなくて寂しそうな子供の顔を見ていると、離婚したことに罪悪感を持ってしまいます。

罪悪感のあまり復縁を考える方もいるかもしれませんが、それで良いのでしょうか。

離婚に罪悪感を感じる時、あなたがすべきなのはその気持ちを消すことではありません。

あなたがすべきなのは、子供が寂しい気持ちと向き合うことを手助けすることです。

離婚に罪悪感を感じて当たり前

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虐待を受けていた場合以外では、子供はお父さんことが無条件に大好きです。

どんなに今が幸せでも、新しいお父さんがいたとしても、それは関係ありません。肉親の情は他人が切ろうと思っても切れないものだからです。

それをあなたは知っているのだから、子供に対して悪いことをしたと感じるのも当然です。

でも、子供が寂しい思いをすることが分かっていても、あなたには離婚をしなければいけない理由があったのです。

それならば、あなたは罪悪感を感じても自分を責める必要はありません。

すべては「しょうがなかったこと」なのです。

罪悪感は消す必要が無い

あなたは何とかして、子供が寂しい思いをしないようにしたり、自分も罪悪感を感じないようにしたいと思うかもしれません。

でも、今感じている罪悪感を消す必要も、罪悪感の原因を失くす必要もありません。

ただあなたがすべきなのは、「子供が寂しい気持ちと戦うこと」を助けてあげることだけなのです。

子供はいま、自分の感情を自分の力で乗り越えるという学びの機会に直面しています。

つまり「どうしようも無い現実」を自分の力で良い方向に向けられるようになろうとしているのです。

自分の気持ちが思い通りにならないとき、いつも周りの状況を変えることで思い通りにしようとしていては、自分で人生を切り拓くことが出来なくなります。

あなたは子供の感情を見守り、現実に折り合いをつける手助けをしてあげましょう。

あなたが子供に出来る手助け

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あなたが子供に出来ることは、次の3つです。

  • 寂しがるのを叱らない
  • いつでも話しを聞いてあげる
  • 感情を乗り越えるために「こうしてみたい」と子供が決めたことは、出来る限り叶えてあげる

寂しがるのを叱らない

子供が寂しい気持ちを表現することを否定すると、感情を自分の中に閉じ込めるようになります。

折り合いをつけないまま負の感情を閉じ込めておくと、思春期や青年期になったときに違う形で爆発します。

いつでも話しを聞いてあげる

あなたから教え聞かせるのではなく、子供が語りたいことを語らせましょう。語りながら子供は自分の感情を整理することが出来ます。

感情を乗り越えるために「こうしてみたい」と子供が決めたことは、出来る限り叶えてあげる

例えば気持ちに決着をつけるために「お父さんとゆっくり会いたい」と言い出すかもしれません。

また、気持ちを強くするために格闘技などを習ってみたいというかもしれません。

それが犯罪や逃げの行動、ワガママに過ぎないものでない限りは、子供に挑戦させてみましょう。

この寂しさを乗り越えると、もっと強くなった我が子に出会えます。

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