あなたの子供も知らない内に!?母子家庭「放置子」化に注意!
「放置子」という言葉、知っていますか?
「放置子」とは、学校から帰宅後、共働きなどの事情で両親が不在の家庭で一人過ごすうちに、なんらかの問題を抱えるようになった子供のことを指します。
母子家庭だと、やむを得ず子供を1人で家にいさせることがあると思います。
そんな時、我が子を「放置子」にしないためには、どうしたら良いのでしょうか。
母子家庭の子供への偏見も!?「放置子」とはそもそも何?
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先にも書いた通り、「放置子」とは両親が不在の家庭で一人過ごし、何らかの心理的な問題を抱えた子供を指します。
どのような問題を持つかは子供の性格によっても異なりますが、原因は「親の不在による愛情の欠如」だと言われています。
親からの愛情不足により、「放置子」と呼ばれる子供たちは様々な問題行動を引き起こすことがあります。
「放置子」の問題行動
- 本当の親や家庭の代わりになる「保護者」「甘えさせてくれる人」「安心する場所」を探して、他の家庭に執着する
- 「甘え」の欠如による暴力性
- 気を引くための「万引き」など犯罪行動
これらの行動は全て「親の目に入らない所」でとられています。
そのため、親がなかなか問題を把握できず、解決されないままということも多いのです。
親が知らない間に我が子が他人に迷惑をかけ、また危険な行動をとっているかもしれないのです。
「母子家庭の子は放置子になりやすい」という偏見
母子家庭のお母さんを苦しめる偏見に、「母子家庭は子供を放置している」「愛情が不足している」というものがあります。
「母子家庭」というだけで、あなたのお子さんは色眼鏡でみられ、ささいな行動で「放置子」と揶揄されることもあるのです。
確かに、子供が一人になりやすい環境だからこそ、子供が心に問題を抱えないように特別なケアをする必要があるかもしれません。
母子家庭で出来る我が子の「放置子」化対策
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子供を放置子にさせないためには、物理的に「放置しない」(親が家にいる)ということが最も単純な解決方法です。
でも、母子家庭では「したくてもできない」事情があります。
そこで出来ることは、「心理的に放置しない」ことではないでしょうか。
先にも書いたように、放置子の問題行動の原因は「親の不在による愛情の欠如」です。
だから例え親が物理的に不在にしていたとしても、心理的に子供のことを常に見守っているのなら、上記のような問題行動を避けられるはずなのです。
「心理的に見守る」とは、子供の変化を気にかけ、気付き、声掛けが出来るようにすることだと思います。
携帯電話でこまめに連絡を取り合ったり、ノートで気持ちのやりとりをするといった簡単な工夫でも、子供が愛情不足に陥ることを防ぐことが出来るでしょう。
家に居ても子供に愛情不足を感じさせ、問題行動を引き起こしてしまう親もいます。
だから母子家庭のお母さんは、「家にいられないこと」に罪悪感を覚えなくても良いのです。
その代わり、働くお母さんを支えてくれるお子さんへの十分な「心のケア」を忘れないようにしてあげてください。
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