くいとめたい・・アダルトチルドレンの子供はアダルトチルドレンになる必然
「私はアダルトチルドレン」
それを自覚するまでは、私は未熟な自分に振り回されてばかりでした。
でも一番の問題は、そんな私に子供もまた振り回されてしまうということ。
もし自覚のないままだったら、間違いなく我が子もアダルトチルドレンだったと思います。
アダルトチルドレンの私が変わらなかったら、子供もきっとアダルトチルドレン
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私は未熟な思い込みに支配されたアダルトチルドレンでした。
失敗してはいけない
間違ってはいけない
誰かに反論してはいけない
自分の意見は言ってはいけない
こんな思い込みのせいで生きにくく、離婚をしたり失業したりと、人生は問題だらけ。
そしてそんな生き方が身に付いてしまったのは、親のせいだと思って生きてきました。
でも本当は未熟な子供のままでいるかは自分自身で決めることが出来ます。
そのことに私は30代になってようやく気付き、今これらの思い込みから解放されるために、努力の真っ最中なのです。
それにしても恐ろしく思うのは、
もし私がいつまでも未熟なまま、全てを他人のせいにして生きていたらどうなっていたか。
ということ。
私の人生は問題だらけのままだったことは間違いないのですが、それ以上に被害を受けるのは「子供」です。
子供はきっと、私に制限され振り回され、縛られ、私と同じようにアダルトチルドレンになってしまうと思うのです。
でもまだ油断できませんよね。
私が変わるための努力は、まだ続いているからです。
変わるのは楽じゃない。でも私が変わらなければ
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私の幼いころの記憶で、こんなものがあります。
祖父から激しく罵られて殴られる兄と、それを正座でみつめる私。
私自身がその後殴られたかどうかは覚えていませんが、祖父はしつけで暴力をふるう人でした。
そしてその祖父に育てられた私の親も、しつけとして暴力をふるいます。
そんな祖父や両親を恨んだこともあるのですが、それよりも今思うのは、
きっと祖父も両親も、そうせざるを得なくなるような育てられ方をしてきた
ということ。
そしてそう思うことは、いつも私を恐ろしい気持ちにさせます。
それは、私が変わらなければ、私も私の子供もまた、同じようになってしまうことが分かるからです。
「私には未熟な子供の部分がある」
そう分かっていても、変わるのは難しいことです。
上手くいかない時もあります。
でも
いま私があきらめたら、子供も私と同じような辛さを味わう
そしてその子供も、そのまた子供も、同じように苦しむ
そう思い出すことで、未熟な自分が暴走しそうな時、自分を食い止めています。
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