シングルマザー「貧困」という言葉に負けないで!豊かな未来のつくり方
シングルマザーの相対的貧困率が高いという事実があります。
相対的貧困率とは、平均的な生活水準と比べて生活レベルが低い人の割合を指します。シングルマザーの相対的貧困率は、2007年度の調べで6割という高さにあります。
今この時にも、子どもに明日食べさせるご飯が無い。住む家が無い。そんな過酷な現実に直面しているシングルマザーもいるのです。
行政や多くの団体の方が、この状態を救うために力を注いでくれています。
しかし、私たちはこの状況に怯えているだけでいいのでしょうか。
シングルマザー全員が幸せに生きられるようになるためには、シングルマザーである私たち自身の手で状況を変えなければいけないのです。
そのためには、まずは私たち一人ひとりが強くなることが必要です。
ここでは、より強く未来を切り拓くことが出来るようになる、3つの方法をお伝えします。
1.「シングルマザーの貧困」という言葉に打ち勝つ
「シングルマザーの貧困」という言葉は、私たちに強い不安を抱かせます。また、「貧困に陥らないようにする」ことや、「貧困から脱しようとする」ことは、自分が崖っぷちにいることを強くイメージさせます。
私たちはあくまでも、貧困から脱するためではなく、「より稼ぎ、豊かになり、成長する」ために行動するのだとイメージしましょう。
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2.「シングルマザー」としてではなく、より強い存在として自分を捉える
自分を「シングルマザー」として捉えると、働く上での制約ばかり思い浮かんでしまいます。
自分自身を起業家として考えるようにしましょう。そして、我が家という会社を、より大きく育てるにはどうしたら良いかを考えるのです。
自分自身を起業家としてとらえると、シングルマザーであることはあなたの特徴の一つとなります。すると、シングルマザーであることを弱みとしてだけでなく、強みとしても分析することが出来るようになります。
また、起業家には、「挑戦する人」「夢を実現する人」「あきらめない人」といった、ポジティブなイメージがあります。自分自身を起業家として考えることで、このポジティブなイメージを自分の物にし、より強い気持ちを持つことが出来ます。
さらに、あなたが会社員やアルバイトであったとしても、自分を起業家として「見立てる」ことは子どものごっこ遊びのような効果もあります。現実の深刻さを和らげゲーム感覚を与えることで、辛い状況をなんなく乗り越えることが出来るようになります。
3.「どのように生きたいか」という、積極的な信念を持つ
「ビジョナリー・カンパニー (ジム・コリンズ著、日経BP出版センター)」という、ビジネス書があります。
この本では試練を乗り越えて成長・存続する会社と、そうでない会社の違いを分析しています。それによると、成長する会社の大きな特徴は「会社がどうありたいか。会社の活動を通して、何を実現したいか。」を明確にしているという点でした。
会社がどうありたいかを明確にし、試練の中でもそれを貫くことで、試練を乗り越えて成長・存続することが出来るのです。
人間にも同じことが言えます。
あなたが人間として、どのような人でありたいのか。育児や仕事を通して、人にどんな影響を与えたいのか。これを明確にし、従って生きることで、どんな困難も必ず乗り越えることが出来るのです。
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シングルマザーの貧困率が高いという状況を変えるために、私たち一人ひとりがまず出来ることを3つお伝えしました。
未来を変えられるのは、自分自身の覚悟と行動によってのみです。
しかし、覚悟と行動があれば、確実に良い未来を引き寄せることが出来ます。
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