嫌なことばかりの時「月を見上げる」習慣で自分が変わる

tuki

「嫌なこともあれば、良いこともある。」

嫌なことばかりある時、そうやって励ましてくれる人はいるけど、実際にこう考えるのはなかなか難しいですね。

自分が落ち込みやすくて、なかなか気分を変えることが出来ないタイプだったら、「月を見上げること」を習慣にすると良いでしょう。

落ち込みやすい自分を変えることが出来ますよ。

この世界には「嫌なことばかり」なんてありえない

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「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」

昔、歴史の時間に習った覚えがある和歌ですね。平安時代の藤原道長が詠んだ歌です。

この歌は、「自分が全盛の時代が永遠に続くだろう」と詠んでいますが、それを比喩で表しているのが「望月の欠けたることもなしと思えば」の部分です。

これは「満月が欠けるような気がしない。」という意味を示しています。

だけど皮肉なことに藤原道長はこの歌を詠んだことが原因となって失脚します。

「月の姿が一定のことは無い」ということを、身を持って示したのですね。

この出来事が示すように、良いことも悪いことも全ての物事は移り変わり続けるのです。

この世界には「嫌なことばかり」の人生なんて絶対にないのです。

月を見上げることであなたの脳に刻み込む

「物事は移り変わり、良い時と悪い時を繰り返す。」

このことは、冒頭でも書いたように頭で分かっていても心で信じきれないことがあります。

そんな人は、ただ毎日月を見上げることを習慣にしてみてください。

目で見ることで、「月の満ち欠けが不変的なことである」ことを事実として脳に刻み込むことが出来ます。

あなたにお子さんがいるなら、ぜひ子供と一緒に見上げ、月の満ち欠けを共に確認しましょう。

子供たちの人生にも、あなたと同じように良いことや嫌なことがたくさん起こります。

子供は生きてきた経験が少ない分、あなたよりも今の状況がずっと続くだろうと悲観しているかもしれません。

でも、学校で嫌なことや辛いことがあっても「絶対に良くなる。笑える日が来る。」ことを知っていれば、なんとかふんばることが出来ますよね。

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