離婚から立ち直るのに必要な期間は「約1500日」の真実
あなたが離婚してから、どれくらいの年月が経っているでしょうか。
当方の分析によると、人間が離婚の痛手から完全に立ち直るために必要な日数は、約1500日になります。
年数に直すと4年。
その4年間で、あなたはハイになったりヘコんだり、辛くて死にそうになりながら、離婚で負った傷を癒すことが出来ます。
これはあくまでも当ブログの私見によりますので、あしからず。
離婚から立ち直るのに必要な期間「4年」の内訳
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離婚の痛手から立ち直るまでの4年間で、人は以下のような心理的プロセスをたどります。
- 1年目 すっきり、せいせいした! 離婚マジックにかかっている時期
- 2年目 徐々に現実が見え始める 離婚マジックが解ける時期
- 3年目 なんとか現状を変えたい! もがき苦しむ時期
- 4年目 ようやく現実を受け入れる 悟りの時期
ただし、「離婚があなたの望まないものだった」場合は、1・2年目のプロセスが省略されます。
だから当方の分析では、「離婚を望まなかった人」の方が、自ら離婚を望んだ人よりも2年も早く、離婚から立ち直れるということになります。
初めから「離婚を望まなかった」人は、離婚によって生じるであろう苦痛が明確に予測出来ていたでしょう。
離婚してすぐに現実が見えているため、現実が見えるようになるまでに必要な期間が省かれるということです。
「離婚マジック」の罠にはまると、苦しみが長引く
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「離婚マジック」もしくは「離婚ハイ」。
これは夫婦生活によって長年抑圧してきた不満や苦しみが解き放たれ、爽快感を得た状態を指します。
スーパーマリオが無敵スターをつけたような状態にも似ています。
朝起きただけで爽快。何をやっても自由。恋愛だって出来る!世の中に不快な事なんて存在しない、とさえ思えてしまいます。
だけど、これは例えて言うなら、動物園の象が外へ逃げ出した時の爽快感と同じ。
オリから逃げた象は、自由にどこへでも行けるし、与えられた餌だけで我慢する必要はありません。
だけどすぐに、象は現実に気付くのです。
- 「どこへ行ったらいいんだろう?」
- 「どうやって餌を取ったらいいんだろう?」
- 「何だか珍しい目で見られて、居心地が悪い・・」
シングルマザーであるあなたも、「離婚マジック」が解けると同じように感じ始めます。
- 「私は何をしたいの?」
- 「子供を食べさせていくには、もっと働かないと・・。でもシングルマザーで良い職を見つけるのは大変」
- 「シングルマザーだからって、偏見を持たれている気がする・・」
そして、もがき苦しむ時期が始まります。
もがかずに悟りを開くことは出来ない。もがくことに大きな意味がある。
私たちは、出来れば苦しんだり失敗すること無しに、大きな成功や幸せを得たいと思います。
だから離婚をしたらすぐに、次の幸せが待っていてくれるのを望むでしょう。
だけど、離婚をしてシングルマザーになるということの意味を本当に理解しないうちは、手に入れたと思った幸せは全部見せかけだけのものです。
「シングルマザーであることを本当に理解する」とは、シングルマザーであるが故の苦しみや辛さ、喜びや悲しみの全てを知るということ。
そうして初めて、自分が望む幸せをはっきりと思い描くことが出来るようになるのです。
そうなるまでに必要なのが、約1500日。
ただし、いつまでも現実から目を背けていると、その期間はどこまでも伸びていきます。
時間をかけて現実や自分と向き合い、苦しみを受け入れた時に、幸せがやってきます。
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タグ:元夫との関係