離婚のトラウマが、今までよりもっと幸せな人生を運んでくれた(治療のススメ)
さて、これは単純に言えば「激しい落ち込みや不安定さがあるなら、メンタルクリニックに行ってみてください」というお話です。
メンタルのクリニックって、うつ病などの病気の治療だけでなく、人生を立て直す手助けもしてくれるのです。
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「トラウマ」とは、自分が受けた肉体的・精神的な苦痛に対して、ネガティブな方向に心がとらわれている状態を指します。
あなたの心も、離婚で経験した辛さに今も捕らわれていませんか?
そうだとしたら、ほんとうに辛いことです。
でも、トラウマの原因になった経験にしっかり向き合えば、きっと今までで最高の人生を手にすることができます。
私が「離婚→人生崩壊」した理由はトラウマを力でねじ伏せようとしたから?
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私は離婚した後、子供が不登園になって自分もウツ病になり、失業までしました。
まさに人生崩壊です。
しかも上記に書いてある出来事だけではありません。
失業にいたるまでに、人には言えない異性関係への依存やワーカホリック(ハードワークへの依存)など、さまざまな「不安定」を経験しました。
今になって思えば、こんな事態を招いたのは、自分が「現実から目を逸らしていたから」。
シングルマザーとして一人で子供を育てることへの責任の重さ
子供を抱えて男並みに働くことのしんどさ
幸せな家庭を築いている友達への妬みと出来なかった自分への自己嫌悪
それら全部に目を逸らしながら、「必死でがんばっている」という思いだったのです。
それにそもそも、「離婚で経験した辛さ」自体も、「全部あいつら(元夫とその家族)が悪いんだ!」と怒りに任せて目を逸らしてきました。
その貯め込んだものが爆発するのは、時間の問題だったんですね。
どん底で受けた「治療」が心を救って人生をやり直させてくれた
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このように離婚してから坂道を転げ落ちて、どん底までたどり着いたのですが、そこにあったのは「地獄」ではなく「救い」でした。
その救いとは、言わずもがな「カウンセリング」です。
この時点で私は、人生に対して完全降伏していました。
もう今までの私では不幸になるだけ。
だから何がなんでも変わりたい。
そんな思いで、まずは「自分の今までの生き方」を客観的にみてみようと思い、ウツ病治療とともにクリニックで臨床心理士によるカウンセリングを希望したのです。
カウンセリングでは、さまざまなテストと問診によって自分の「思い癖、思いの方向、行動の傾向」を明らかにしていきます。
また「離婚の時の辛い経験」をどう捉えるか、今の辛い状況をどう捉えるか、と言ったことも対話されました。
そんな中で少しづつ、自分の心をがんじがらめにしていた鎖がゆるみ、過去にとらわれていた心が前を向き始めたのです。
そして素直になった心が、次の希望になる出会いももたらしてくれました。
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今は、「離婚のトラウマ」があったからこそ成長があり、今があり、離婚前の自分よりも自分のことが好きだと感じられています。
これは私ひとりの経験に過ぎません。
でももし、辛い気持ちが消えずに苦しい思いでネットを検索し、このページにたどり着いたのだとしたら、ダメ元でもいいので一度ご近所のメンタルクリニックで臨床心理士のカウンセリングを受けてみてはいかがですか。
それは安全で確実な第一歩です。
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タグ:元夫との関係