子供の成長を促す秘訣は「出すこと」を褒めること

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子供が「したい!知りたい!」と自己主張をすることを、褒めていますか?

大人は「親の言うことを聞く子」「お約束を守れる子」を褒めますが、これでは素直に人の意見に従える人間に育つだけです。

子供に「将来自立して生きていける強さ」を身に付けさせるためには、褒めるポイントを変えなければいけません。

それは、「出すこと」を褒めること。

うんちや鼻水と同じように、「感情を出すこと」を肯定してあげることで、子供がぐんぐん成長していきます。

「出すこと」が子供の成長においてなぜ大切なのか

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子供は小さな頭の中でもいろいろなことを考えながら成長しています。

親からみたら無意味な行動でも、子供にとっては子供なりの意図や思いがあるのです。

叱ったり注意したり、意見を言ったりしたいとき、まずは自分の口を閉じて子供の話しに耳を傾けてください。

子供の心の中を口に出して説明させてあげるのです。

そして、その内容よりも「説明出来たこと」を褒めてあげてください。

そうすることで、「考えること・感じること」が尊い行為だということ、「自分の考えることが価値のあること」ということを教えることが出来ます。

それは「自分が価値ある存在である」という気持ちを育て、自立心を養うことに役立ちます。

ひきこもりやパラサイトなどの子供が親から自立できない問題は「自分への無価値感」が原因で生じます。

「出すことを褒める」ことでこの問題を回避することが出来ます。

出すことを褒めると、親であるあなたも上手に感情を出せるようになります

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あなた自身を振り返ってみて、あなたは自分の考えや感情を言葉で冷静に伝えられるでしょうか。

言葉で上手く伝えられず感情を爆発させてしまうという方は、子供のころ親に意見を言うことを許されなかった場合が多いでしょう。

日本には「沈黙は金なり」という諺があるように、自分を出さないことを奨励する文化があります。

でも子供の出す行為を褒めることで、自分が感情を出すという行為も「しても良いんだ」と認められるようになります。

そうすると、爆発させるのではなく冷静に感情を伝えられるようになり、子供・両親・彼・職場などのすべてのコミュニケーションが円滑になります。

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子供が「自分を出すことの大切さ」を理解するために、うんちを出すことを褒めるのも大変効果的。

1人でトイレが出来るようになったあとも、お子さんがトイレでうんちが出来たら褒めるようにしてください。

そうすることで、「体から出すことの良さ」を身に染みて教えることが出来ます。

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