母子家庭・実家暮らしは恥ですか?親との同居を受け入れることで得られる大きなもの

私は現在、母子家庭の実家暮らし

以前はそれがコンプレックスになってしょうがなかったものです。

でも自分のこだわりを失くしてみると、「実家暮らし」という選択を恥じていたことを、恥ずかしく思うようになりました。

それくらい、家族が多い事って、いいことがたくさんですよ。

実家暮らしの母子家庭は甘えてる?

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「親から自立する」

これを人生の大きな目標に感じていた私は、実家に頼ることを「甘え」だと感じていました。

両親との関係も悪かったですし。

親を恨んでもいましたし。

シングルマザーになってもそれは変わらずで、「親を頼らず、経済的にも精神的にも自立していること」が自分の誇りでもありました。

でもだからこそ、親に頼らざるを得なくなったときは本当に屈辱で・・

「いつかこの家を出て見返してやる!」と思ったものです。

今思えば「実家で暮らす自分が恥ずかしい」なんて、おこがましいのも程がありますね。

でも経済的にも自立出来てきた今は、反対にこう思います。

「親と一緒に生活出来て、よかったなぁ」

それは家事が楽だからとか、金銭的に助かるからという実際的な話しだけではなく、

「自分の思い通りにならないこと」

を、受け入れることが出来たからなのでした。

二人っきりで生きて、いつ教えるの?思い通りになることだけが、良いことではないということ

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シングルマザーになったころは「子供と二人で生きる」ということにこだわっていた私。

でもその一方で、劇的に状況を変えてくれる誰かの手を待っていたりして・・

つまり

「実家で同居は嫌で、再婚なら良い」

と、「自分の思い通りの幸せの形しか受け取りたくないワガママだった」のです。

両親のことが嫌だったのも、自分の思い通りの親では無かったからかもしれません。

そんな親に、子供と関わって欲しくなかったのです。

でもそれでは私と一緒に生きる子供も、

「自分の思い通りにならないと嫌」

な、ワガママな人間になってしまいます。

生きていると「思い通りにならないこと」はたくさんありますよね。

「思い通りに動いてくれない人」もたくさんいます。

反対に、誰かが自分のために我慢してくれていることもあります。

たくさんの人と暮らすことで、それを生活の中で実感できます。

「自分の思い通りでないと許せない」

「自分が正しい」

という欲や傲慢さに浸ってしまうことから、助けてくれます。

私はシングルマザーになってからようやく気付いたのですが、子供もそれでは遅すぎます。

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