私の中のゴミをさらす覚悟。私の過食嘔吐の過去を書いていきます。

離婚以来「自分の弱さを受け入れること」で生きるのが楽になっていくことを、実感してきました。

でも実は、まだまだ私の中に、「受け入れられていないもの」があります。

それは苦しすぎて直視することが出来なかった過去なのですが、そろそろそれも成仏させたいと思い、ここに書くことにしました。

私の、5年間の摂食障害についてです。

(こういう話が苦手な方は、スルーください)

誰にも言えなかった、自分でも思い出したくなかった、過去の私をいま打ち明ける理由

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私は高校1年生のころから20歳になるまで、摂食障害を患っていました。

ダイエットから始まり拒食になって、過食、過食嘔吐になるという、よくある流れです。

でもこのことは、本当に誰にも相談したことがありませんでした。

あ、正確に言うと、違いますね。

拒食のころは問題だと思っていなくって、過食の頃に「食欲が異常だ」ということで悩みを打ち明けたことはありますが、「過食嘔吐」になってからは誰にも打ち明けてない

というか、必死で、絶対に誰にも(親にも友達にも彼氏にも)バレないように暮らしていました。

だから私の心の本当の闇の部分になっているのは、「過食嘔吐」の時期です。

過食嘔吐の時期は、高校3年生から20歳の時期にあたるのですが、そのころのことは症状が無くなってからは自分でも絶対に思い出そうとしませんでした。

それは箱に閉じ込めて記憶にフタをするというより、まるで、紙をぐしゃぐしゃに丸めて、ゴミみたいに踏みつぶしている感じ。

その頃の自分は、私にとってゴミみたいなもんだったのです。

だけど、そんな自分のゴミをなぜ拾ってみようと思ったかというと。

ここ数年、私が心を見つめて生きなおし、生き方が変わって、新しい人生がスタートしつつある中で、

過食嘔吐のころの私が、物陰からじっと成仏できない霊のように、今の私を見つめているように感じ始めたからです。

「最後に解放してあげないといけないのは、あの頃の自分で、

これからの自分の足かせにもなっているのがあの頃の自分。」

だから、ここに書くことにしました。

「過食嘔吐」という文字をタイプすることにも抵抗を感じましたが、このブログは過去の私に向けてのメッセージでもあります。

それに、ネットに書き残していけば、過去の私のような苦しみを体験している方にも、届きますもんね。

いま「過食嘔吐」で悩んでる人へ、これを読んでいる人がいたら伝えたいこと

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ということで、これから何回かに分けて私の体験をつづっていこうと思うのですが、たまたまこれを読んだ過食嘔吐の方にまず伝えておきたいことがあります。

それは、

私は20歳で過食嘔吐の症状が治まってから、今はアラフォーになりますが(なぜか年齢をぼかす)摂食障害とはまったく無縁の生活を送っています。

という事実です。

なぜこれを伝えたいかと言うと、過食嘔吐の真っただ中にいる時、私自身が「一寸先は闇」という気分で生きていたからです。

でも、生きていくと、その先には光があるし、良いこともたくさんあります。

この希望を、忘れないで欲しいのです。

これは当時の私に、今の私が一番伝えたいことでもあります。

ただし、「どうしたら摂食障害が治るのか」「過食嘔吐を治す方法」を提案できるわけでは無いので、その部分はご了承ください。

正直言うと、私もなぜ治ったかは、分析できていないのです。

あの頃の自分を、ぐしゃぐしゃに丸めて生きてきたので。

だけど書いていくうちに、何か発見できるかもしれません。

そしてあなたも、読んでいるうちに、何かあなたが探していたものは発見できるかもしれません。

それがあなたの解決の糸口になることも祈って、記憶をたどっていきたいと思います。

☆☆☆

「摂食障害」を隠すことは私の最後の「見栄っ張り」でした。

離婚して失業して・・etc.で、「過去に摂食障害もか!!」って

どんだけ不幸なんだ!

と思われるのがイヤで、書くのをためらったのだと、書いていて気付きました。

こんな風にすぐ気付きがあるなんて、やっぱり書き始めてよかったです(笑)

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