ゆうこりん離婚・・「慰謝料なし」が美化されることへの心配

「ゆうこりん」こと小倉優子さんが離婚されたという報道がありました。

報道によると「慰謝料はなし」だとか。

お二人の間の取り決めはともかく、これが美化されて報道されることが心配です。

旦那さんの不貞で離婚を考えている方にとっては、嬉しい話しではありませんよね。

ゆうこりんの離婚「慰謝料なし」は普通?

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「ゆうこりん」こと小倉優子さんが、2人のお子さんを持つシングルマザーになってしまいました。

前夫の方は小倉優子さんが2人目のお子さんを妊娠中に不倫。

しかも不倫相手は小倉優子さんの事務所の後輩だったので、

「離婚して当たり前!」

のレベルかもしれません。

さて小倉優子さんは、元夫の方との話し合いの上で「慰謝料なし」で離婚に合意したそうです。

養育費は支払ってくれるということですし、その金額に小倉さんが納得言っているのであれば私たちがとやかく言う必要はありません。

でも問題は、

「慰謝料なしで離婚するなんて潔い!」

「慰謝料なし」離婚を持ち上げて報道されてしまうこと。

「不貞をしても当事者が払わなくてもいいんだ」

間違った認識が生まれてしまうこと。

一般的には「不倫されたのに慰謝料無しなんておかしい!」という意見が圧倒的だと思いますが・・

報道のされ方が偏っていると、勘違いしてしまう人もいそうな気がします。

「お金をもらわない」は「潔い」ではない!

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日本人には、江戸時代に奨励された朱子学と言う学問の影響で

「金銭にこだわることは卑しい」

という先入観があるそうです。

実際に、「慰謝料なし離婚」を持ち上げるような記事も書かれています。

「小倉優子「慰謝料なし離婚」でオンナを上げた?」東スポWeb)

この記事では、「慰謝料なしで離婚なんて偉い!」という声があったと書かれているけれど・・

そんなこと書かれたら

「慰謝料にこだわることが卑しい」

と言っているようなものです。

本当は慰謝料をもらうことは、卑しい事でも何でもありません。

夫婦の一方に離婚の原因があるとき、原因となる方が配偶者へ慰謝料を払うことは義務です。

繰り返しになりますが、小倉優子さんの養育費の金額なども分かりませんし、分与した財産についても分かりません。

そんな状態で「慰謝料なし」だけを取り上げてしまうのは、誤解のもと。

「離婚の慰謝料」で戦っている人のために、偏った報道は慎んでもらいたいですね。

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