「周りと比べて自分の子供だけが、聞き分けが悪かったり出来が悪いように感じる。」
「つい感情的に子供を叱ってしまう。」
そんな時、あなたは自分を「ダメな母親だ」と思ってしまいませんか?
自分を責めてしまうと、育児がどんどん辛いものになってしまいます。
そうならないためにも、以下の3つの考え方を持つことで、簡単に心が折れない強い母親を目指しましょう。
1.あなたは「ダメな母親」ではなく「努力している母親」
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あなたはどんな時に、自分を「ダメな母親」だと感じるでしょうか?
おそらく、自分が思う「母親らしくない行動」をとってしまった時に、自分を「ダメな母親だ」と感じるはず。
でもそう思うのも、そもそもあなたに「こうなりたい」と目指す母親像があるからですよね。
「自分はダメだ」と責める気持ちは、向上心の裏返し。
あなたもより良い母親になるために努力しているから、それが上手く行かない時に「ダメな母親だ」と思ってしまうのです。
だから自分を「ダメだ」と思いそうになった時は、こう言い聞かせるようにしましょう。
「私は努力している母親だ」
「良い母親」なんて、誰もが簡単になれる訳ではありません。
難しいことに挑戦しているからこそ、自分に対して挫折感を何度も抱くのは当然のことなのです。
2.「あなたと子供は別人だ」
あなたは、「いい子」とは親や先生の言うことを守れる子だと考えていませんか。
そうなると、「いい親」は子供に自分の言うことを守らせられる親ということになります。
そう考えると「良い母親」になるためには、子供をコントロールできないといけませんね。
でも実際には、親や先生の言うことを聞くかどうかは子供の性格に依ることも大きいのです。
親がどれだけ努力しようとも、聞かない子は聞きません。
もしあなたがそんな子をコントロールしようとして失敗し、自分を「ダメな親だ」と責めているとしたら、とんでもない勘違いです。
言うべきことだけ言ったなら、あとは「私とあの子は別人だから、仕方ない」と自分に言い聞かせ、子供に責任を任せて良いのです。
3.「他人にダメな親だと思われても関係ない」
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自分を「ダメな母親だ」と責める人は、他人からもダメだと思われていると錯覚しがちです。
そうすると他人の評価が気になると、子供の行動により一層敏感になってしまいます。
そして子供の行動に敏感になると、子供の些細な欠点が目に付いてまた自分を責めるという悪循環が生まれます。
そんな風に自分を「ダメだ」と思いがちなお母さんは、上記の項目1のようにまず「私は努力している」と言い聞かせましょう。
自分への認識を「ダメ」から「努力している」に変えることで、自分を責める気持ちを減らすことが出来ます。
自分を「努力している」と考えられるようになると、他人の批判を必要以上に恐れなくなります。
努力しているから、他人にダメだと思われても関係ないのです。
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育児をしていると、思うようにいかないことや落ち込むことがたくさんあります。
でも、子供に「どんなことがあっても乗り越えて欲しい」と望むなら、母親であるあなた自身もこれらの辛い感情を乗り越えて強い母になりたいですね。
「育児は育自」
よく言われる言葉ですが、辛い時はこの言葉を思い出すようにしましょう。
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