アナウンサーの高島彩さんが語った「怒らない育児」の実践。
「子供は冷静に問いかければ自分で考える」とのことですが、その発言にもやっとするママも多いのではないでしょうか。
(参考記事) 高島彩、子育てのルールは「大きな声で怒らない」(オリコンスタイル)
私も、正直言うと、いらっときてしまいました。
「怒らない」を実践できる高島さんは、偉いのですが。
「怒らないを実践」高島彩さん・・それにイラついてしまう私は
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高島彩さんが実践しているという「怒らない育児」
冒頭にも書いたように、
「子供は冷静に問いかければ自分で考えてくれる」
と高島さんは言っています。
これが出来るって、本当にすごいことだと思います。
この実践が難しいということは、育児経験者なら誰もが感じることです。
だからか、この高島さんの発言にはアンチがたくさん集まっているようで、その理由は
「理想論だ」
「子供を預けてるくせに」
「まだ半年しか育ててないくせに」(注:この発言があったのがお子さんが6か月ごろのことだったので)
というものでした。
それはおいておいて、私自身がどうしてこの発言にイラッときてしまったかというと、自分の罪悪感を刺激されたから。
高島彩さんと自分と比べて、劣等感を感じるから。
おまけに高島さんの子供と我が子とも比べて、劣等感を感じるから。
感情に任せて大きな声出しちゃダメだと判ってるのに、失敗することも多い
ママだけど、日によって心が安定しない時もある
冷静に語りかけても、うちの子は聞いてくれない
私も我が子も、劣ってるのかな・・
「正しい」と思われる怒らない育児。
でも正しい育児方法には、こんな風に人と比べることや自己否定が付き物なので、ママにとっては辛いものです。
ママとして頑張るために「正しい育児方法は無い」と信じてみる
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何かをする時自信が無いと、どうしても「正しい方法」を探したくなってしまいます。
育児もそうです。
むしろ、子供のことを思うと「絶対に失敗できない」という思いが強いので、他の何よりも「正しい方法」にしがみつきたくなります。
でもそうした結果は?
その方法を実践出来ずに不安が強くなり、実践できない自分に自己嫌悪を感じるように。
また自分は出来なかったことを他人がしているのを見て、自己否定が強くなる。
そして上手くいかないイライラを、子供にあたる。
良かれと思ったことが、悪循環の始まりです。
「怒らない育児」も、私にとっては正しいと思われる育児論の一つですし、それが出来たらいいなぁと思います。
でもそれがかえって私の育児を追い詰めるなら。
それならいっそのこと、勇気を出して「正しい方法なんてないんだ」と思ってしまう方が上手くいくのです。
それは、壁にぶつかることや暗中模索することを受け入れることですが、それこそが子育てかもしれません。
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