イライラお母さんのための、子供に贈る魔法のティアラ
毎日子供が言うことを聞かなくて、イライラしてしまうというお母さんへ。
「早くしなさい!」とか「ちゃんとやりなさい!」とか、もう怒りたくないですよね。
そんなとき、たちまち子供がプリンセスのようにおりこうさんになってしまう、魔法のティアラがあります。
なんとそれは、ショッピングセンターで500円で売っているんですよ。
おもちゃのティアラに魔法をかける呪文
そうです。それは子供用のアクセサリーとして雑貨屋さんやおもちゃ屋さんで売っている、なんの変哲もないティアラ。
でもこれに、ある言葉で魔法をかけると、たちまち子供がお行儀よく振る舞う魔法のティアラに変えることが出来るのです。
まず、ティアラを子供のために買って、素晴らしい贈り物であるかのようにプレゼントしてみてください。
そしてその時にこう言うのです。
「これは、本当のプリンセスに贈られるティアラですよ。あなたはプリンセスのように優しくて美しいから、このティアラをプレゼントします。」
これがおもちゃのティアラに魔法をかける呪文です。
「私もアニメで観るプリンセスのように振る舞うことが出来るんだ!」と子供に気付かせることが出来ます。
Sponsored Link
もっと魔法の力を強くするために、「戴冠式ごっこ」を行ってください。「アナと雪の女王」で、エルサが正式に女王として宣言される場面が戴冠式です。
子供に魔法を強くかけるために、あなたの演技力も重要です。あなたはプリンセスの母なのだから、毅然として上品に戴冠式を行いましょう。
プリンセスになりきると、たちまちおりこうさんに!
ティアラを着けて、少しの時間だけ「プリンセスごっこ」をしながら日常生活を送ってみてください。食事をとったり、おやつを食べたりなどです。
食事を取る時は、「プリンセスらしくね」と言えば背筋ものび、上品に食器を使うようになります。
また、おやつを食べる時は「どうぞ、プリンセス」と言えば、きちんとお礼も言うでしょう。お母さんが「少し味見させてくださる?」と聞けば「どうぞ」と言ってくれるでしょう。
「本当はどう行動すべきか知っている」ことに気付くことが出来る
こんなプリンセスごっこから、あなたは大切なことに気付くことが出来ます。
それは、「行儀よくあるためにはどうすべきか」を子供自身が良く知っているということです。
いつも口うるさく言ってもきちんとしないのは、子供が「どうすべきか」を分かっていないからではなく、「しなくても良い、したくない」と思っているからなのです。
だから、お母さんがいくら「〇〇しなさい」と言っても効果が無いのですね。
子供を動かすには、子供が動かない理由をよく見極め、そこにアプローチすることが必要です。
「しなくても良い」と思っているときは「何故しなくてはいけないか」という理由を説明することが必要ですし、「したくない」と思っているときは興味を持たせたり、「やったら良いことがある」と思わせることが必要だということです。
ティアラの代わりは何でも出来ます
子供がプリンセスに興味が無いようであれば、子供の憧れるキャラクターになりきるようにさせてみてください。
例えばアンパンマンなど、子供の模範になるようなキャラクターならなんでも良いでしょう。(クレヨンしんちゃんやのび太くんは、適していませんね。)
そうして、子供がお行儀についてきちんと理解しているかを見極めてみてください。
もし、お行儀自体を理解していないようなら、「アンパンマンならこうするんだよ」というように説明すると素直に聞き入れてくれます。
Sponsored Link