元旦那が、憎くて憎くて、辛い・・そんな堂々巡りの時は

「元旦那を許さなければ」と思っても、怒りや憎しみがこみあげてくる。

「前を向かなければ」と思っても、どうしても苦しみが忘れられない。

そしてそんな堂々巡りの自分に、嫌気が指してしまう・・

そんなことって、ありますよね。

そんな時は、

「許すことが出来ない」「前向きになれない」

と考えるのではなく、

「私はまだ許したくない」「まだ前向きになりたくない」

と考えてみてはどうでしょうか?

どうしても前に進めないのなら、きっとあなたのやるべきことは

怒りや苦しみ、恨み・・などのネガティブな感情を思いっきり味わうこと

それもまた、立ち直りのために必要な過程のひとつなのです。

怒りも、恨みも、イライラも。「ここから出して!」と思っている

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私は以前まで、何かあればすぐに怒ったり、イライラしたりする人間でした。

でも

「感情的になってはいけない!」

と抑え込んでいたので、どんどん内に溜まり、ストレスに。

イライラしたり怒ったりするのは、主に両親に対してだったので

私がこんな気持ちになるのは親のせい!

と、怒りをため込まされたことに対してすら、また怒っていたものでした。

でもよく考えたら、同じ屋根の下にみんな暮らしているのに怒っているのは私だけ。

なぜでしょうか?

ふと

「私は怒りたいんじゃないか?」

という考えが芽生えました。

怒りたくて、怒りたくて、怒りたくてしょうがない気持ちがある。

それなのに「怒ってはいけない!」と抑えつけているから、さらなる発散の場所を探している。

そうしている間に、まるでロト6のキャリーオーバーのように怒りが大きくなる。

そんな気がしたのです。

それに気づいてからは、心の中に怒りが湧いても、悲しくなっても

「怒りたいんだ」「悲しみたいんだ」

と、感情を抑えることを止めました。

すると、激しい感情が沸き起こることも、少なくなってきたのです。

心の中にため込んでいたものが出ていったようでした。

ネガティブな感情は、鎮めるよりも味わおう

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「鎮めなければいけない」

と思っていたネガティブな感情は、鎮めようとすればするほど大きくなるように感じます。

イヤイヤ期の子供が、

無理に言うことを聞かせようとすると、もっと暴れてしまったり

無理やり連れて行こうとすると、ものすごい抵抗をしたり

「何かにこだわって動けない」

そんな状態に似ています。

だから、どうしても解けない苦しい感情がある時。

自分の中の怒りや悲しみを感じる部分を、まだ忘れ去られたくないと思っている「小っちゃい子供なんだ」と思ってあげてください。

その子供が納得いくまで、味わいたい感情を味わわせ、こだわりを解いてあげましょう。

今のあなたに必要なのは、無理に自分を奮い立たせることよりも、そんなことだと思います。

そしてこだわりの解けた子供がまた元気に歩き出せるように、あなたの心もまた活力を取り戻します。

元夫のことを水に流して、将来に向かって歩き出せるようになるのです。

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