決断の出来ない離婚、離婚に悩むとき・・心の声の聞き方

rikonnkokoronokoe

損得勘定のような短絡的な思考は、目の前にあるものを失うことを、ただ怖がります。

でもそこから得られる利益や安心にしがみつくことと、心が本当に求めることを手に入れることでは、どちらが幸せでしょうか。

私の場合は恐れを振り払って離婚をしてから、私が本当に求める人生を始めることが出来ました。

いろいろな理由で「離婚を決断できない」時も、自分の本当の願望を見極めれば、答えが見えてきます。

離婚・・リスクを取ってでも心の声に従うとき

Sponsored Link

義理家族の宗教が原因で離婚をした私ですが、仮面夫婦を貫こうと考えたこともありました。

離婚をして一人で子育てをしながら働くことが、リスクが高いということは誰もがわかること。

それに宗教という負い目がある元夫は私に強い態度を取れなかったので、自分の好きなように元夫を利用して生きるのも悪くないような気がしていました。

でも心の奥では、

自分の生き方が潔くない・・

この生き方は自分に誠実ではない・・

そう気付いていたので、常に心がモヤモヤします。

そのモヤモヤを忘れるために、仕事で自己顕示欲を満たし、買い物で物欲を満たそうとしました。

でも、心の声を無視して他の行為でそれを補おうとしても、ますます心が空っぽになるばかり。

楽しいと感じることは無く、育児も家事も仕事も全ては義務のように感じ、生きる意味も分からないのです。

だけどそんな時でも、心はあきらめずにメッセージを送り続けてくれます。

誰かのふとした一言や、歌のワンフレーズなどを通して。

そして私は、ふとつけたテレビのコマーシャルで流れた言葉が心に響き、その瞬間に離婚を決意したのでした。

心は私たちが道を誤りそうな時に、正しい道に戻るようにいつでもガイドしてくれます。

頭で考えると危険な選択に感じることもあるので、押し殺そうとするのですが、本当の願望を無視し続けるのは難しいのです。

離婚をすることも、離婚をしないことも、心に従ったのならどちらも正解

Sponsored Link

自分の本当の願望は、

「あなたが何に気を取られるか」

そして「あなたがどんな情報をつい拾ってしまうか」

をよく観察すると、自ずと見えてきます。

例えばふと耳に入った会話や、新聞の文字。

あるいはどうしても無視できないワイドショーのニュースなどを通して。

「あなたが注目すべきこと」について、メッセージを送ってくれます。

そしてそこから得られるメッセージは、私のように「離婚をすべき」ではなく、もしかしたら「離婚してはいけない」かもしれません。

心から旦那さまを愛していて、本当はそれを貫きたいのかもしれない。

だけど、傷つくのが怖かったり、怒りがおさまらず離婚をしたいと思っているのかもしれないのです。

「迷う、悩む」ということは、本当の願望をまだ見極められていないということ。

そしてそれを見つけるためには、必ずしも論理的な思考は役に立ちません。

むしろ不合理かもしれないような心の引っ掛かりが、大きな手掛かりになっています。

Sponsored Link

このページの先頭へ