誰でもない。自分で自分を「みじめなシングルマザー」だと思っている
お盆休みやお正月。
シングルマザーでどん底の時、親戚や友達が集まる席に顔を出すのが苦痛でした。
みんなが私をバカにしている。
みじめだと思っている。
そんな気がして、自分を守るためには誰にも会わない方がいいと思っていました。
でも違った。
本当は、一番自分を蔑んでいたのは、誰でもなく自分自身です。
「みじめな気持ちにならないように」と思って他人から逃げられても、一番自分をバカにしている自分からは逃げられないんです。
シングルマザーは浅はかで、みっともなくて、みじめ・・そう思ってるのは、私!
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「両親が離婚した私のことを恥ずかしく思っている」
「あの人は、私がシングルマザーだからだらしないって思ってる」
「うちが一人親家庭だからって、甘く見られてる」
シングルマザーでいると、いろいろと被害を受けているような気がしてしまいますが
一度胸に手をあてて、考えてみてください。
それは本当に、誰かから言われたことでしょうか?
きっと直接言われたことなんてほとんどなく、親や友達や見知らぬ他人の行動から、私たち自身が推測している。
私はそうでした。
「私が離婚してるからって」
「私がシングルマザーだからって」
「うちが一人親だからって」
「被害妄想」でいっぱいでした。
だけどその時私は、本当に「周りが、他人が、みんなが思ってる」と思っていたから、人から距離を置こうとしてしまっていた。
だけど心は癒されない。
自信は持てない、生まれない。
だって本当は、「誰かにバカにされている」のではなく「自分が」バカにしていたから。
「人の目」がそう見ているように見えて、私の隠れた劣等感が刺激されただけ。
誰かといて、自分がバカに見えてみじめに見えて耐えられないときは・・
その人じゃなくて「自分が」一番自分をダメだと思っている。
逃げても追いかけてくるから「自分の劣等感」に目を向ける
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「こんな風に思われてる。辛い!」
と思ってしまうことは、自分に対して自分が思っていること。
そんな「私たちが持っている劣等感」に気づくには、お盆休み・お正月などたくさんの人が幸せそうに見えるイベントは最適です。
たくさんの幸せそうな人たちが、普段よりも私の劣等感を刺激してくれるから。
刺激して、私に見えるようにしてくれるから。
だから逃げずに、人の中に入ってしまえば良いと思います。
人と比べるのは辛いけど、比べてるのは自分自身なんだから。
「劣等感」は、逃げたって追ってくるんです。
何度も何度も劣等感を刺激して、自分が自分に対して思っていることに気付かせようとしてくるんだから。
だから逃げずに一度、こう感じ切ってみてもいい。
「私、結婚が失敗して自分をみじめだと思ってる。」
「離婚して最低だと思ってる。」
「自分をいい加減なシングルマザーだと思ってる。」
そしてその後に出てくる気持ちを、初めて経験してみると良いです。
それが
「劣等感から解放される」
「今を受け入れる
ということかもしれません。
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