別れられない夫・彼氏への依存・・見つけたのは自分への激しい怒りだった
DV、浮気、嘘つき・・
どうしようもなく酷い夫・彼氏なのに、依存して別れられない時があります。
それは彼氏と別れて一人になるのが怖いから。
でもそうやってつなぎ留めている自分に対して、実は自分自身が猛烈に怒っているのです。
「別れられない」彼氏に依存しているのは自分。そんな自分に一番腹を立てているのも自分。
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あるドラマを観ていて、心が苦しくなるシーンがありました。
それは、DVを受けて一度家を出た妻が、それでも夫と暮らしていこうと家に戻るシーンです。
その妻の、自分の感情を押し殺したような表情。
「彼と別れたら誰も私を愛してくれない。」
そう言って、周囲の助言を無視して戻ります。
DVをテーマにしたドラマに、よくある光景かと思います。
でも心に刺さるシーンでした。
それは私も過去に浮気や嘘を止めてくれない男性と、別れられなかったことがあったからです。
「この人はどうしようもない人だ。私のことを大切にはしてくれない。」
そう心のどこかで思いながらも、必死でそれを打ち消す言い訳を探し続けていました。
「彼も変わるかもしれない。」
「私しか彼を理解できないかもしれない。」
「彼と別れたら、私と一緒にいてくれる人はもういないかもしれない。」
そうして、「孤独への恐怖から自分を守る」ために彼と付き合い続けるのですが、裏切られては苦しみは増すばかりです。
それは、ただ単に「彼に裏切られたから」ではなく「裏切られてもすがってしまう自分」を、心の中で猛烈に怒っているからです。
一人になるのを怖がって、自分を貶めている自分自身に対してものすごく怒っているのです。
彼と別れても私を愛してくれる人はいる。それは「私」自身。
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先述のドラマでは、DVに耐える妻が「ただ耐えることは自分自身を貶める行為だ」と気付くことで、夫から離れる決断をすることが出来ました。
夫は、「俺と別れたら、お前のことなんてもう誰も愛してくれない。」と言ってつなぎ留めようとしますが妻は毅然として言い放ちます。
「私が自分自身を愛するから、それでいい。」
実際には、DVをされたり浮気を繰り返される女性がこんな風に自信を持つことは簡単なことではありません。
私も、依存していた元彼氏と別れるのに、相当な勇気が必要でした。
でも、
「私が自分を愛していれば大丈夫」
これは真実です。
「誰に愛されなくても、自分は自分を愛している。」
そのことに気付けたなら、彼からの理不尽な行為に怯えたり、従ったりする必要は無くなります。
自分を貶めるような彼氏と、付き合う必要は無いと思えるようになるのです。
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